2019.12.05マンション管理組合
そもそも管理組合ってなにをするの?

分譲マンションを購入し、管理組合に加入することになったはいいものの、一体“管理組合”とはなにをする組織なの……? という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、管理組合の目的や業務について説明していきたいと思います。

1.管理組合とは

管理組合とは、区分所有者(分譲マンションの購入者)全員で構成された団体で、共有財産であるマンションを維持・管理しながら資産価値を守ることを目的としています。

分譲マンションを購入した時点で自らの意思とは関係なく組合に加入することになるため、賃貸物件として他の人に貸与していた場合も賃貸人が区分所有者となり管理組合へ加入することになります。

2.理事会役員について

管理組合は区分所有者全員で構成されますが、購入者全員で日々マンションの管理を行うわけではありません。実際は、組合員の中から選出された役員数名による“理事会”にて運営されます。選出方法は組合によってさまざまですが、総会のタイミングで定められることが多いようです。

理事会役員が行う業務は多岐にわたります。具体的には、マンション内のエレベーターやエントランスなどの共有部分について、設備の保守や点検・清掃などを行うほか、マンション管理に必要な修繕積立金を集めたり、長期修繕計画を立案したりするなどさまざまです。

3.まとめ

管理組合とは、区分所有者(分譲マンションの購入者)全員で構成された団体で、共有財産であるマンションを維持・管理しながら資産価値を守ることを目的とした組織です。

日々の運営は組合員の中から選出された役員数名による“理事会”にて行われます。具体的にはマンション内の共有部分について、設備の保守や点検・清掃などを行ったり、マンション管理に必要な修繕積立金を集めたり、長期修繕計画を立案するなど、業務は多岐にわたります。

参照:https://www.mlit.go.jp/common/001202416.pdf