- 2020.02.25非常灯・照明灯の点検工事
- マンションロビーの非常灯照明が切れてしまった
マンションロビーの非常灯照明が切れてしまった場合、一体誰がバッテリーの交換をすべきなのでしょうか? 一般的にはマンションのロビーは共有部分になるため、非常灯照明が切れてしまった場合は管理組合が交換を取り仕切ることになります。そんなときのために、今回は非常灯・誘導灯について知っておいた方がいいことをまとめます。
1.非常灯や誘導灯には点検の義務がある
もしも地震や火災などが発生した場合、非常灯と誘導灯は避難経路を示してくれる大切な設備となります。そのため非常灯は「建築基準法」、誘導灯は「消防法」にてそれぞれ点検が義務付けられています。
また、点検業務を行って良いのは国家資格を持つ消防設備士・消防設備点検資格者のみになり、半年から一年の期間ごと実施および報告するよう定められています。
2.非常灯照明の交換時期は?
非常灯照明のバッテリー平均寿命は4年〜6年と言われています。マンションの場合、非常灯照明が複数設置されていることがほとんどだと思います。ですので、もし一つの非常灯照明が切れてしまった場合でもまとめて非常灯照明のバッテリーを交換した方が良いでしょう。
また古くなった誘導灯や非常灯はLEDなど最新式のものに交換することにより、消費電力の削減だけでなく省メンテナンスにも繋がります。バッテリー交換か器具交換か迷った場合、複数の業者に見積りを依頼してみても良いかもしれません。
3.まとめ マンションの非常灯と誘導灯はそれぞれ法律にて点検が義務付けられています。また器具のバッテリー平均寿命は4年〜6年と言われているため、もし照明が切れてしまった場合はすみやかにバッテリー、もしくは本体ごと交換を行うようにしましょう。