2020.04.24マンション管理組合
管理会社を見直すタイミング

管理会社を見直すタイミングで主なものはどんなものでしょうか。

マンション管理費用、修繕積立金などが気になってきたころ、その管理費が高い、修繕金が値上げを検討している管理会社に不満が出てきます。実際に管理会社を変更したい組合も多く、そのケースを詳しくみていきましょう。

1.管理会社変更のきっかけとなる要因

よくある管理会社変更のきっかけは、主に3つの理由からです。
管理費が高い、管理費の内容に疑問を感じる。
修繕金の値上げをなんとかしたい、大規模修繕の予算が足りないフロントの対応が悪い、管理会社も対応してくれない。
こういった要因が見直しのきっかけとなり、管理会社の変更の提案が出てきます。

2.管理会社の行う業務は?

そもそも管理会社の行う業務はどんなものがあるのでしょうか。実は非常に多くの業務があるのをご存じですか?

マンション管理の仕事のも事務的なものやお金の管理にまつわるものとしては、管理費用や修繕積立などの会計・徴収管理です。予算計画を立て、修繕やメンテナンスなどを行っていく必要があります。これ以外にも設備等の保守点検を実施、損害保険の管理、住民への掲示・連絡や総会の開催などを運営・運用していく必要があります。

3.修繕積立金の枯渇

マンション管理における計画はとても重要です。
管理会社からの提案で組合でためてきた積立金が足りなくなってしまうこともしばしば、これでは安心して任せられません。
実際に必要な工事はどんなものでその費用がどんなものなのか、しっかりと考えてくれる管理会社に変更するきっかけとなります。

4.まとめ

管理会社への不満が出てきたら、まずセカンドオピニオン的な依頼に近くなるかもしれませんが別の管理会社に相談をしてその提案を聞くことで視野が広がります。
現状の不満を我慢していると、無駄がずっと続いていることになりますので、早期の検討をおすすめします。